行事風景

祈りの必需品

みなさまは、一日の中でいつ、どのように「祈り」をされているでしょうか。

リビングに祭壇を設けていらっしゃるお宅もあるでしょう。

ロザリオを手に祈るというかたもいらっしゃるでしょう。

わたしは昔、「祈り」の仕方がわからず、模索していた時期がありました。

「祈り方」を説いた本を読み漁りましたが、自分の祈りのスタイルを、
確信をもって「こうやって祈っています」と言えるようになったのは、つい最近の様な気がします。

思いついたらいつでも、どこででもお祈りはしますが、寝る前にベッドで祈る時の必需品はこれ!

 

この、手のひらにすっぽり収まる木製の十字架。

 

 

絶妙なカーブがあって、握りしめると心地よく手に収まるのです。
数年前に、仲良しのおば様にプレゼントしていただきました。

(大名町教会のサンパウロでお求めいただけます。)

祈りの助けになっています。
手の中でギュ~っと握りしめていると、とても心が落ち着き、
神様と天国の母に心とからだを明け渡して話しかけることができるような気がするのです。

「神様に全てを明け渡す」

これが、わたしの祈りのスタイルです。
これは、教会の大切な友人が言ってくれた言葉です。

いろいろと悩んでいた時期に、彼女に相談しました。
同じように、彼女もその時悩んでいることを抱えていて、
その結論として自分で導いたのが、「神様に全てを明け渡す」ということだったと話してくれました。

 

パパ様の本、使徒的勧告「喜びに喜べ」の中に書いてあります。

自分の中にある攻撃的で利己的な傾きと闘い、そうした傾向が根づかないうように用心しなさい。
「怒ることがあっても、罪を犯してななりません。
日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません」
エフェソ4・26

流され沈みそうになっても、わたしたちはいつだって、祈りという錨(いかり)にすがることができます。
祈りの錨は、わたしたちを神の腕の中に、平和の源のそばに、引き戻してくれます。

 

神の腕の中に引き戻してもらえるように、神様に全幅の信頼を寄せ、今日も、いつも祈りましょう。