死者の月、皆さんも天に召された大切な人を想って過ごしておられるのでしょうか。
毎晩、寝る前の祈りの際に、「天国のみなさんを安らかに過ごさせてあげてください」ということばを唱えます。わたしが神様にお願いしなくても全く大丈夫なことではあるのですが、母をはじめとする、周囲の大切だった人たちが天国でどのように過ごしているのかを想像するのです。その人たちは、いまでもわたしにとって大切な人々なのです。
デンマークの哲学者、宗教思想家に、実存主義の創始者と言われるキェルケゴールという人がいます。(1813~1855年)実存という言葉を、「今ここに私がいる」という意味で初めて用いました。
熱心なキリスト教徒でしたが、同時に、形式にこだわりすぎる当時のデンマーク教会への批判もしています。彼は、人間の自己生成の段階を3つの段階によって説明したことでも知られています。実存は深化してゆき、人間は最終的に宗教的実存に至る、と。「宗教的実存」とは、神と一対一で向き合うことで本来の自分を取り戻す、ということです。
彼は、その著書『愛の業』のなかで、隣人には死者まで含めなければならないと言っています。
なぜなら、死者に対し...
☆主任司祭より
・来週12月3日(日)は、宣教地召命促進の日になっています。司祭、修道者の召命のためにお祈りください。
・熊本地震復興支援・西原村のお米が届きました。注文された方は、事務室にて、お受け取りください。
⭐︎教会委員会より
・本日(27日)9時ミサ後、合同委員会を行います。グループの代表者は、ご出席ください。
・12月10日(日)9時ミサ後、大掃除、および馬小屋の制作を行います。皆さんのご協力をお願いいたします。
・12月は、「維持費納入推進月間」です。皆さまの維持費とミサ献金を基盤にして、教会が運営されています。 お仕事をされている方、収入のある方は、必ず維持費を納めていただきますようお願いいたします。ご質問など、お気軽に事務室にお問い合わせください。
⭐︎主和の会より
次回の勉強会は、12月3日(日)9時ミサ後に行います。興味のある方は、遠慮なくご参加ください。
⭐︎女性の会より
12月の例会は、3日(日)9:00ミサ後にいたします。
⭐︎ヨゼフ会より
12/3(日)9時のミサのあと、例会を開催します。会員の皆様はお集まりください。
冬は大好きな季節です。空気が澄んでいて、高い空がキレイ。朝一番の神様へのご挨拶も、息が白いくらいの方が気持ちがシャキッとします!
以前から、もっと詳しく知りたいと思っていることがあります。
それは、①なぜキリスト教が西ヨーロッパで受け入れられたのか。②初期の時代からどのように組織化(教父、聖職者、教皇などの階層)が進んだのか。といったこと。
①の疑問については、概ね、「内乱で国が混乱に陥っていた末期のローマ帝国に利用されたから」②は、分裂したあとの西ローマ帝国は混乱の末に滅びたが、東ローマ帝国はビザンツ帝国としてコンスタンティノープル教会の権威が増していたため、ローマの権威を取り戻すためキリスト教総本山として地位を確立していった。ということのようです。
わたしがもっと知りたいのは、①利用価値があるほど信者がローマ帝国全土に急速に広がったのはなぜか。②分裂してできたギリシャ正教会、東方教会よりも、十字軍の失敗によって権威が失墜したはずのローマカトリック教会が、現在に至るまで世界的な地位を保っているのはなぜか。
信仰とは直接あまり関係のないことかもしれません。ですが、この2つについてはもっと...
☆主任司祭より
①年間第33主日の今日は、「貧しい人のための世界祈願日」です。ご自分を小さい者や貧しい者と等しい者とみなされたキリストに倣い、わたしたちも、貧しい人、弱い立場にある人に寄り添い、奉仕するよう求められています。 不平等や不正義のない世界の実現に向けて、具体的なわざを通して神のいつくしみのあかし人となれるよう、祈り求めてまいりましょう。
②毎年、11月の第3日曜日から1週間(今年は、19日(日)~26日(日))は、聖書週間になっています。 これは、キリスト教エキュメニズムの一環として、聖書により親しむために設けられた週間です。ぜひ、ご家庭でも聖書に親しんでください。
③カトリック福岡司教区「宣教司牧方針」振り返りのためのアンケートにご協力ください。
④カリタスジャパンより緊急募金要請「ガザ人道支援募金」のご協力をお願いいたします。詳細は、掲示板をご覧ください。
⑤20日(月)は、主任司祭の所用のため不在です。朝ミサは、ございません。
⭐︎フードドライブより
今月は、25日(土)13:00~15:00です。食品とともに、石鹸や洗剤なども募集しております。 皆さん、よろしくお願いいたします。
⭐︎主和の会より
次回の...
12日はアベイヤ司教様の司式のミサで、16名の堅信式が執り行われました。
堅信は、聖霊によってさらに信仰が強められる秘跡です。これでようやく、信者として独り立ちのような身になります。
「聖霊とは、イエス様の心に満ちている愛といつくしみの力のことです。」
アベイヤ司教様が、受堅者をはじめ、わたしたちにそう話してくださいました。
言うことと、行動との間にある距離について考えよう。イスラエルのこれらの師たちは、神の言葉を人々に教え、神殿の権威として尊敬を集めようとしていた。しかし、イエスは、言動の一致しない彼らの二面性を批判する。イエスのこの言葉は、特にイザヤ預言者の「この民は、口でわたしに近づき、唇でわたしを敬うが、心はわたしから遠く離れている」(イザヤ29,13)という言葉を思い出させる。わたしたちが注意深く見張るべきもの、それは表裏ある心である。二面性ある心は、人間として、キリスト者としての証しと信頼性を失わせる。言動一致しない生き方は、「内的なことより外見を優先させる」ことにつながる。イエスのこれらの忠告を受け入れつつ、わたしたちも自問しよう。自分が他人に説くことを、自ら実行するよ...
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