2016年3月の記事一覧

ヨセフ神学生助祭叙階式

 昨年の4 月から1 年間、当教会で司牧実習をしたヨセフ呉文成(ゴーヴァンタイン)神学生の助祭叙階式が3 月13 日に高松教区で執り行われました。

 

 久留米教会からも信徒有志が十数名ほど参加し、叙階をお祝いいたしました。ストラを斜めにかけ、ダルマチカを身にまとった新助祭は凛々しく引き締まった表情を見せていました。ヨセフ助祭は4 月から神学院の東京キャンパスで助祭コースを一年間過ごされます。司祭叙階に向けてお祈りしてまいりましょう。

共同回心式

 3 月13 日、7名の司祭が来られ、共同回心式が行われました。聖堂いっぱいに集った信徒は、すべての人のゆるしの秘跡が終わるまで、ほぼ一時間半にわたって熱心なロザリオの祈りを捧げました。共同体全体で回心の恵みに与ることが出来ました。

黙想会

 3 月9 日から11 日までの3 日間、久留米教会で四旬節黙想会が行われました。

テーマは「父なる神のいつくしみと私たち」。

 講師は、カトリック手取教会の櫻井尚明神父様をお招きしました。櫻井神父様は、とてもユーモアのある温かいお人柄の神父様です。身振り手振りを交えて、聖書をわかりやすく丹念に解き明かしてくださいました。聖書を読んで「みことば」を味わい、神様の働きかけを思い、私たちにどのように働きかけてくださっているかを深く考えることができました。

 神様が、いつも私たちをいつくしみ溢れる愛情で見守って下さっていることを、聖書を通じて感じました。神様から愛を受ける喜びをたくさんの人に感じてほしいです。そのためには、相手を思いやることと、親切をすることから始めようと思います。

 教会で待つのではなく、教会から出ること、自ら出向く姿勢を大切にすること、困っている人や苦しんでいる人がいたら、寄り添い、その人の隣人になって助けること、私たちにできることは、たくさんあります。深いいつくしみに包まれた黙想会でした。櫻井神父様、本当にありがとうございました。

ルチア上村