行事風景

命の尊厳についての講演会

 9時の主日ミサ後に生命山シュバイツアー寺(玉名市)の僧侶、古川龍樹氏による講演が行われた。古川龍樹氏は1947 年の福岡事件のような冤罪を訴える死刑囚の再審請求運動を、父であり僧侶である古川泰龍氏から引き継いで活動しておられる。講演では半世紀の歴史を熱情込めて話されていた。死刑となった人の名誉を回復するために粘り強く行動されている。寺の名は感銘を受けた方よりシュバイツアーの遺髪を贈られたことによる。

ベトナム語によるミサ

 12時よりベトナム語によるミサが捧げられ、久留米地区及び福岡県内から約100名の青年が参加して交流を深めた。

 司式は、茶山教会主任のドミニコ会司祭のピーター師によるものであった。福岡地区は浄水通教会にて月一回ベトナム語ミサがあげられており、今回はそのコミュニティが久留米地区のベトナム人にインターネットのフェイスブックなどを通じて呼びかけ、実現したものである。

ベトナム人の青年は20代前半の若者ばかりであり、就労研修として来日している人や、日本の大学に留学するために日本語学校に通っている方などがいた。3~5年のビザ期間中に就学や就労で学び、帰国後のキャリアに生かすようだ。

縁あって来日中の彼らに何かできることはないだろうか?ととりあえず笑顔で挨拶しようと思う。

幼児洗礼式

 2月5日のミサの中で、2名の幼児洗礼式が行われました。

 

森山師の霊名のお祝い

 1月15 日(日)のミサにて森山師の霊名スルピスのお祝いが行われた。森山師は今年叙階29 周年を迎える。今後の師の健康と司祭職の完遂を願い、霊的花束が贈られた。森山師からは若い人達への「司祭職への呼びかけ」があり、終始和やかなセレモニーとなった。

韓国より巡礼団ミサ

 司祭を含め13名の信徒が来られ、韓国語によるミサが捧げられた。回心の祈りで胸を3度打つ伝統的なしぐさを見ることができた。日本人の方も数名参加し、国は違えども、ともに同じ信仰を共有し、ミサを祝う貴重な機会となった。