カテゴリ:御ミサ
七五三のお祝いとお恵みの子どもたち
11日のごミサでは、七五三のお祝いがありました。
そして、長崎の神学校から13名の神学生と3名の神父様がたもお越しになり、
お恵み溢れる素晴らしい日曜日のミサとなりました。
現在、14名の神学生が在籍していて、そのうち12名が長崎教区の出身とのこと!
2名は、われらが福岡教区の誇り、久留米の横山神学生と、今村教会出身の鈴木神学生です。
5人の神父様による贅沢なごミサ。
そして、お恵みに満ちた神学生たちと七五三の祝福を受けるたくさんの子どもたち。
みなさん、教会中に満ち溢れる聖霊のパワーを感じられたのではないでしょうか。
特別のお恵みを受けた子どもたち&青年たちからのおすそ分けをいただいたような気持ちで、
息を吸い込むたびに、体内に良いエネルギーが入ってくるのを感じました。
ごミサのあと、何人もの方が「今日は素晴らしいごミサだった!」とおっしゃっていました。
最後に神学生たちがギターの演奏付きで素敵な歌声を披露してくれました。
3曲目は自らのアンコールによって。(笑)
♪聖霊きてください
あなたの光の力で
わたしたちを照らしてください♪
♪わが主イエス
わたしを包む、わたしを満たす♪
横山神学生の挨拶がとても心に響きました。
「わたしたちも皆さんのために日々お祈りしています。
来週末に大学受験を控えている2名の神学生のために、わたしたち神学生のためにもお祈りください。」
彼らがこれから、高校へ進学し、大学生となりコレジオで学び、その後に神学院で6年学び、
助祭、司祭となっていく長い道のり。
彼らのためにも、わたしたち信徒のためにも、心を込めて祈り続けて行きましょう。
反対側から考える。
これは、わたしたちが普段見ている景色の反対側からの様子です。
日曜日の朝、教会に集まり、ミサ前に祈るわたしたち。
日々への感謝の祈り、病床の家族への祈り、死者の安息のための祈り、様々な気持ちで目を閉じ、手を合わせて祈る信徒の姿。
普段この様子を祭壇側から見ている司祭は、どう感じていらっしゃるのでしょうか。
侍者の子どもたちは何かを感じているでしょうか。
今日は、一枚の絵をご紹介します。
『十字架上のキリストが見たもの』
と題された、19世紀後半の画家、ジェイムズ•ティソの作品です。
この絵は、ニューヨークのブルックリン美術館にあります。
初めて見たときの衝撃は忘れられません。
十字架上のイエス様の絵は多く描かれていますし、磔刑のご像はよく目にしているわたしたちですが、イエス様が十字架上から見た景色を想像したことはあるでしょうか。
イエス様の足元にすがりつくマグダラのマリア、後ろに聖母マリア、若い使徒ヨハネ、馬に乗った祭司長たち、鎧姿のローマ兵
「絶望する者、嘆く者、見物しにきた者、、、愚かで救いがたい哀れな人間たち。
だからこそ救わねばならぬ人間たち。
彼らをイエスは慈愛の眼差しで見下ろしていたのだろうか。」
中野京子 著
名画の謎 旧約新約聖書篇(文春文庫)より
普段の生活の中で、相手の立場に立って物事を考えたり、人の気持ちを推し量ったりすることはわたしたちにも出来ます。
誰かのために祈るだけではなく、実際に目の前の家族や友人の立場から見た景色を想像して、優しい気持ちで接することができますように。
素敵なゲスト:山頭神父様
久しぶりに、日曜日のごミサに山頭 原太郎神父様がお越しくださいました。
いつも、大人気の神父様です。
大正13年9月20日生まれで、来月で94歳になられます!!!
若い頃、ローマに留学されていたので、イタリア語が堪能。
「ホームページに載せるから神父様の周りに集まって~!」
と声を掛けたら、あっという間にたくさんの子どもたちが集まってくれました。
普段は福岡市浄水通りの司祭の家にお住まいですが、
久留米教会には時々来てくださいます。
昨日も、家から最寄りのバス停まで歩き→バスで駅→電車で久留米駅→駅から教会まで歩き!という長旅をお一人で。
何度も書きますが、もうすぐ94歳です。杖もお使いになっていません。
「神父様は時々いろいろな教会へこうして行かれるのですか?」と伺ったら
「最近は人気がなくなってきて、どこにも呼んでもらえないんです。。。。」と。
「久留米教会はいつもお待ちしていますし、涼しくなってきましたからまたいらしてください!」とみんなでお伝えしました。
昨日のごミサで歌った聖歌はまさに、神父様とその周りに集まった信者たちの様子を表しているような気がしました。
『幸せな人
神の恵みを受け
その喜びに
生きる人』
さまざまなミサのかたち。
毎月第2日曜日の9時のミサでは、手話通訳が行われています。
現在、「主和の会」として5名の方が従事してくださっています。
また、毎月第2日曜日の15時からはベトナム語で、
毎月第3日曜日の15時からは英語で、ミサが捧げられています。
久留米教会には、さまざまなかたちで、そして多くの方々に参列していただけるミサがあります。
『キリストの聖体』主日ミサ・聖体拝領の様子
カトリック信者は、ミサでご聖体をいただきます。
日曜日ごとに心を一つにしてご聖体をいただくことは、キリストの愛をいただくことです。
久留米教会は900名を超える信徒数の教会で、主日のミサは毎週400名ほどが参列します。