新着情報
06/14
その他
教皇様が日本に来てくださり、長崎でごミサに与った2019年11月24日のことは皆様もいまだ鮮明な記憶として残っているでしょう。 . 現在のコロナ禍においては信じられないような密集具合です。 当日の長崎県営スタジアムには3万人の信徒が集まり、パパ様のお姿に熱狂しました。 COVID19という正式名称は、コロナウィルス感染症2019の略です。つまり、2019年のこの教皇様の来日の際にはもうウィルスがまん延を始めていたのです。事実、このタイと日本への旅の後は教皇様は外国訪問を控えられ、2021年3月のイラク訪問が久しぶりの旅となりました。 このパパ様の訪日の目的として日本の司教団が意図していたのは次のポイントでした。 ◆被爆地からの平和メッセージ◆東日本大震災の被災者へのことば◆若者へのメッセージ◆諸宗教対話◆福音宣教への鼓舞 これらのことが挙げられていました。 メインテーマとして掲げられたことば「すべてのいのちを守るため」は、回勅『ラウダート・シ』の中の祈りの言葉から引用されました。 すべてのいのちを守るために、人間一人ひとりの尊厳を守ることと同時に、環境も大切にしなければならないという教皇様のお考えを表していると思い...
台湾へのワクチン提供に関する一連のニュース、涙が出ました。純粋なお互いへの思いやりだと信じたいと思います。ワクチン外交などという報道もありましたが、、、。 宗教間、人種間の対立が世界各地で長い間続いています。わたしはよくNetfrixで外国のドラマを観ますが、偶然なのか現在の世界情勢を鑑みた意図で配信が多いのか、最近よくイスラエル発のドラマが目に留まります。イスラエルが製作しているので仕方ありませんが、例えばイラクへの諜報活動が正当性をもって描かれていたり、ハマスが起こす終わりのないテロへの闘いであったり、ハラハラドキドキで(誤解を恐れず書くと)面白いドラマばかりです。ですが、ハリウッドのありえない設定のアクション映画と違い、おそらくかなり現実に近いストーリーばかりでしょう。   除酵祭の第一日、すなわち過越の小羊を屠る日、弟子たちがイエスに、「過越の食事をなさるのに、どこへ行って用意いたしましょうか」と言った。そこで、イエスは次のように言って、二人の弟子を使いに出された。「都へ行きなさい。すると、水がめを運んでいる男に出会う。その人について行きなさい。その人が入って行く家の主人にはこ...
05/31
教会行事
併設する聖母幼稚園の園児たちによって、聖母祭が静かにお祝いされました。 緊急事態宣言の延長に伴い、久留米教会の閉鎖期間も6月20日まで続くことになりました。 そうした中,こうして園児たちが教会で祈りの時間を教えてもらっていることはとても嬉しいニュースでした。 . よくここに、教皇様のメッセージをご紹介させていただいています。以前、どのようなことを書いていくかについて宮﨑神父様とお話していた時に「教皇がどのようなメッセージを発信しているか、ぜひ紹介してみなさい。教皇の考えや教えを信徒が知ることも大切なことだから。」そうおっしゃったことがきっかけです。   教皇フランシスコが5月24日、バチカンの広報省・バチカン放送局を訪問、というニュースがありました。 「この席で教皇は、教会のメディアの仕事に関わる人々に感謝を述べ、どれだけ多くの人にイエスのメッセージが届いているかを常に意識しながら、これからも仕事に励んでほしいと述べられた。」 わたしはイエス様のメッセージを発信する末端に過ぎませんが、こうして情報を発することの責任を痛感させられました。   シラ書の51章とマタイの28章はとても...
05/24
その他
コロナ禍において、世界中の人々の様々な生活様式が大きく変わりました。 ミサの在り方もそのひとつですね。 誰もいないお御堂です。 わたしはどうも「youtubeでごミサに与る」というのがしっくりこないのですが、先日お話したおばさまは、「以前は、決まった祈りの言葉を口にして、聖歌を一生懸命に歌って、という感じだったけれど、今はパソコンの前でごミサに与り、神父様の動きひとつひとつの細部までじっくりと見ることができて新しい発見があるのと、いろいろな教会のミサに与れるのが嬉しい。」とおっしゃっていました。 もうひとつ、わたしがよく感じるのは葬儀の執り行い方についてです。 仕事の関係上、「訃報」の連絡がファックスで届くのですが、この1年は決まって「なお、通夜葬儀はすでに近親者で執り行いました。ご供花、ご香典などは固く辞退申し上げます。」と書いてあります。 以前であれば、会社の代表者が亡くなられた際は、大きな広い斎場で多くの参列者が一堂に会し、並んでお焼香や献花をしていました。 わたしが最近参列した葬儀では、「お焼香は13時から随時ご自由にお願いいたします」とご案内がされ、会場に同時間に人が集まることは...
今年はとても早い梅雨の季節となりました。自然の営みには驚かされます。我が家でも、はやくも紫陽花がとても美しい。(知ってたのか?!もう自分の季節が来たことを!と思わず口にしたわたし。) . . 初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。(創世記1・1~2 新共同訳) 聖書のこの有名な出だしの一文は、地の混沌とした状態は神の創造行為の後にできたように理解されています。 しかし、現在のヘブライ聖書学者たちは「神が天地を創造され始めた時、世界は混沌であった」という訳を支持しているそうです。つまり、『混沌からの創造』であり、全ての物事は神に抗うことのできる自由意思を持つのだ、と言うのです。 たしかに、なるほどだからこんなに人間とは成長しない愚かな存在なのだ、、、とも思えてきます。 良きものとして創造されたのに、自由意思をはき違えてしまう歴史を繰り返す生きものです。 先月からのイスラエルの、まさに混沌とした、戦争ともいえる民族間の争いに心が苦しくなります。 . 聖書学者の本多峰子さんによると、プロセス神義論では「この世にある悪や人間の苦しみを...
久留米市の感染状況の増減に一喜一憂していたのですが、とうとう3回目の緊急事態宣言が発令されることになりました。 久留米市もワクチン接種の予約が始まっています。 ウィルスが消えてなくなることはないでしょうが、各人が自分にできる対策をとることはできます。 またミサが再開される日まで、静かにロザリオの祈りと共に心穏やかに過ごしましょう。 ++++++++++++++ 皆さんは普段から「気にかけている人」がいらっしゃいますか? 離れて暮らす子どもコロナ禍でしばらく会えないでいる親兄弟大切な友人 お正月に家族が一堂に会し、たまに孫たちが訪ねてきて、仲間たちと集まって飲み会をする。いまでは懐かしい過去の習慣ですね。。。 コミュニケーションの遮断ともいえる日常が当たり前のようになって、もう1年以上になりました。 わたしの場合、人との交わりの機会が8割は減ったように思います。 いまではすっかり、人との距離間が変わってしまいました。例えば、スーパーなどで後ろに並ぶ方との距離が近いとそわそわしてしまいます。   そんな、人との距離が離れてしまった現在だからこそ、誰かのことを気にかけること、人との繋がりを大切にした...
05/07
緊急のお知らせ
主の平和 5月12日より緊急事態宣言が発動されます。感染拡大を防ぐために、9日の主日ミサ(8日19時も含む)より緊急事態宣言が解除されるまで、ミサ、および、キリスト教入門講座、要理講座を中止いたします。 聖堂は、終日閉鎖いたします。 期間中の聖堂掃除はございません。   ご理解とご協力をお願いいたします。 なお、ご依頼されたミサは主任司祭が個人で捧げますのでご安心ください。   2021年5月7日カトリック久留米教会 主任司祭 宮﨑 保司  
久留米でも感染者が大幅に増加しています。皆様も十分にお気をつけになっているかと思いますが、どうぞ外出の際の手洗い、手指の消毒といった基本的なことをしっかりとお守りください。 世界のワクチン接種状況、というニュースを見ました。「日本は〇〇か国中最下位」といった報道は、見ていて悲しくなります。こうしたネガティブな情報は取り入れてもあまり良いことはないと思うのですが、このニュースをみていてある映画を思い出し、久しぶりに観ました。 ARRIVAL(邦題は「メッセージ」)2016年のアメリカ映画です。 宇宙から謎の物体が世界の12都市に現れ、エイリアンが何の目的で地球に来たのかを12か国がそれぞれのやり方で探ります。最初は、zoomのようなシステムで12か国が連携して情報をやり取りしながら協力関係を構築しつつありました。しかし次第に、それぞれの思惑や価値観の違いでお互いが情報を出し渋るようになり、ある国は武力行使を決定したりとその協力関係が壊れていきます。 最終的には、主人公である言語学者のある言動をきっかけに、12か国の連帯が再度生まれ、エイリアンの目的を解読します。その目的は「地球人(地球全体)の連帯」だった...
05/02
今週のお知らせ
☆主任司祭より ・5月は「聖母月」です。各家庭で、ロザリオの祈りをいたしましょう。 ・主任司祭、出張のため、4日(火)の朝ミサは、ございません。 ・初金ミサは、通常通り13:30より行います。 ・2021年福岡教区ハンドブックが届いております。1冊100円以上の献金をお願いいたします。 事務室にて、お受け取り下さい。 ☆財務会計より ・1月~2月に維持費を納入された方で納入袋が戻ってきてない方は、事務室までお知らせ下さい。 ☆事務室より ・3日(月)~6日(木)は、事務室はお休みです。   コロナウイルス感染防止対策のお願い ◆ミサに与る一週間以内に発熱、咳、のどの痛みなどの症状があった場合は、参列をお控え下さい。 ◆ミサに与るために以下の手順をお守りください。   ①マスクの着用、手指の消毒 ⇒ ②検温 ⇒ ③聖堂に入場 ◆感染防止対策を徹底するため、ミサ開始10分前に上記の手順を済ませてご着席いただくこととします。    ミサ開始10分前になりましたらご入場いただくことはできません。  ◆基本的に、自分の持ち物以外には手を触れないでください。 お手にされた「聖書と典礼」は、式後、必ずお持...
04/26
ボランティア
昨年、宮﨑神父様は毎月第4日曜日を「子どもたちと共に捧げるミサにする」とお決めになり、準備をされていました。感染症対策でごミサが中止になったり、いろいろな制約で子どもたちの参列が減ってしまったこともあり延期になっている子どもミサ。 . 今月こそは開催できる!と日曜学校の先生方と、誰に聖書朗読をお願いする?とワクワクしていたのですが、久留米でのコロナウィルス感染者が急増してきたことで、今月も中止になってしまいました。 久留米教会は子どもたちのミサへの参列が多く、それが自慢の一つでもありました。 しかし昨年からのこの事態の中で、仕事上の影響を考えてミサへの参列を控えていらっしゃるご家庭も少なくないため、子どもたちも少なくなっていることはとても寂しい状況です。 日常が以前のような状態に戻るとは思いませんが、教会に子どもたちが戻ってきてくれることだけは願いたいと思います。大人たちがもっとしっかりしなくては。   お中元・お歳暮などでいただいたけど食べないものまとめ買いしてしまったけど余っているものそうした食品などを持ち寄り、必要としている方々に届ける活動が、フードドライブです。 &nbsp...
04/23
緊急のお知らせ
ニュースで概に周知のように、昨日、久留米で51名のコロナウイルス感染者を確認しています。教会は密集する機会が多く、また司教様の勧告もあり、感染拡大を防ぐために来たる25日の主日ミサ(24日19時も含む)を休むことにしました。 ご理解とご協力をお願いいたします。なお、ご依頼されたミサは、主任司祭が個人で捧げます。 . カトリック久留米教会 主任司祭 宮﨑 保司 ※追伸:教会委員会は、中止いたします。
信者ではない友人から「クリスマスよりもイースターのほうが重要って、どうして?」と質問されました。 ご復活の意味について説明するのは難しいですね。 旧約聖書の預言者たちは「主に立ち返れ」と繰り返し人々を諭している。それでも、主を忘れ、主に背き、罪から逃れられないのが人の常である。その救い主として生まれ、十字架につけられ、死んで復活したイエス様。救い主が生まれたことがめでたいのではなく、死んで復活してくださったことが救いなのだ。 この説明は間違っていないと思うのですが、こう言っても友人は「?」という顔をしていました。   復活したイエスは、何度か弟子たちの前に現れ、忍耐強く彼らの不信を解くことで、いわば「弟子たちの復活」を行い、こうしてイエスによって再び引き上げられた弟子たちは、これまでと違う人生を歩み始めることになった。 弟子たちは、これまで主の多くの教えに耳を傾け、多くの模範を目撃したにもかかわらず、自分を変えることはできなかった。 しかし、イエスの復活は彼らに新しい何かをもたらし、彼らを変えた。それはいつくしみのしるしのもとに起きたことであった。 イエスは弟子たちをいつくし...
04/18
今週のお知らせ
☆主任司祭より ・空調工事のため、12日(月)~24日(土)の期間、ミサ以外の時間は聖堂に入ることができません。 ご協力をお願いいたします。 ・今月29日(木)、東京カテドラルにて司祭叙階を迎える古市匡史助祭に霊的花束を送りたいと思います。 ご協力をお願いいたします。締切は、25日(日)迄。 .☆今年度の各講座のお知らせ   ✳︎カトリック要理講座(受洗者のみ)  21(水)より 毎週水曜日 10時・19時 ✳︎キリスト教入門講座(未洗者のみ)  15(木)より 毎週木曜日 10時・19時   ☆財務会計より 1月~2月に維持費を納入された方で、納入袋が戻ってきてない方は、事務室までお知らせ下さい。   ☆フードドライブより 毎月たくさんのご支援ありがとうございます。4月より、月1回の開催となりました。今月は24日(土)13〜15時です。よろしくお願いします。 ※毎週木曜日、祝日は、司祭館ならびに事務室はお休みです。  事務手続き等、お急ぎの場合は、FAX 0942-32-7884 をご利用ください。
池江璃花子さんのことを検索すると、「池江璃花子の名言集」というサイトがたくさん設けられているのがわかります。病気を公表した18歳からこの2年間に彼女が発した「名言」がたくさん紹介されています。その中でも有名なのは、次のことばでしょう。 私は、神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています。 彼女がクリスチャンなのかは分かりませんが、こういうことばが身に染みていて、それが染み出してきたのでしょうか。彼女は神様に選ばれたのだと思えて仕方ありません。 ヴィクトール・フランクル博士の本を読みました。 『それでも人生にイエスと言う』     1946年の講演の内容をもとにしてまとめられた本です。1946年とはつまり、彼がナチスの強制収容所から解放された翌年のことです。 自殺する一番いい方法はなにかという問題に考えが向くと言っても不思議に思う人はいないでしょう。実際、このような状況ではたぶんだれだって、一瞬であっても、「鉄線に飛び込む」ことを、つまり自殺を考えてみるでしょう。しかし、わざわざ自殺を決意する必要がないことがわかります。遅かれ早かれ、「ガス室に入れら...
04/11
今週のお知らせ
・本日(11日)は『カテドラル特別献金日』となっており、今日のミサ献金を、その為にお捧げしますので、皆様のお祈りとご協力をお願い致します。 ・主任司祭の出張の為、12日(月)、13日(火)の朝ミサはございません。 ・空調工事のため、12日(月)~24日(土)の期間、ミサ以外の時間は、聖堂に入ることができません。 ご協力をお願いいたします。 ・18日(日)に、サンパウロの出張販売が行われます。 販売品のリクエストがある方は、本日(11日)までに事務室にてお申し込みください。 ・29日(木)東京カテドラルにて、司祭叙階を迎える古市匡史助祭に霊的花束を送りたいと思います。 ご協力をお願いいたします。締切は、25日(日)迄。 ・今年度の各講座のお知らせ  ✳︎カトリック要理講座 (受洗者のみ) 21(水)より 毎週水曜日 10時・19時✳︎キリスト教入門講座(未洗者のみ) 15(木)より 毎週木曜日 10時・19時   ✳︎ 毎週木曜日、祝日は、司祭館ならびに事務室はお休みです。  事務手続き等、お急ぎの場合は、FAX 0942-32-7884 をご利用ください。  
04/05
その他
主の御復活、おめでとうございます。 . ミャンマーで起きていることを、皆様はどうご覧になり、どういう思いを抱き、どんな風に考えていらっしゃるでしょうか。 教皇様の発表されている談話をすべて追えているわけではないのですが、ヴァチカンニュースにはこの1か月、教皇様からミャンマー情勢についてのご発言は紹介されていません。 ミャンマーのヤンゴン大司教のボ枢機卿は2月4日付で公式なメッセージを出されています。 ボ枢機卿は3/23には、治安部隊による弾圧について「暴力を使った抑圧には非暴力で応えていくように」と、抗議デモに参加する若者たちに呼びかけられました。 アジア出身の12人の枢機卿は連名で、クーデターを起こした国軍、ミャンマーの政治指導者、抗議デモの参加者、全ての宗教指導者、カトリック教会に対して、「平和」の重要性を訴える声明文を公表されています。 しかし、現実は悪化の一途を辿っています。 教皇や枢機卿のメッセージは葬られたかのように、暴力はエスカレートするばかりです。国際社会は、経済制裁しか打つ手がないかのように、非難はすれど無力を露呈しています。 なぜ人間はここまでの悪を犯すのでしょうか。 ...
04/04
今週のお知らせ
・初聖体のお申込み  希望する方は、事務室までお申し込み下さい。 . ・主日のミサについて  今月10日(土)より、主日のミサは、土曜19:00、日曜6:30、9:00の3回になります。 日曜9:00のミサは、下記のように班ごとに隔週1回となります。 ただし、日曜学校の子ども、および引率の保護者は班分けに関係なくミサに与ってください。  第1・3日曜  1班・2班 第2・4日曜  3班・4班 第5日曜 随時お知らせいたします。   ・18日(日)に、サンパウロの出張販売が行われます。  販売品のリクエストがある方は、11日までに事務室にてお申し込みください。   ・霊的花束の募集  今月、29日(木)東京カテドラルにて司祭叙階を迎える古市匡史助祭に霊的花束を送りたいと思います。 ご協力をお願いいたします。 締切は、25日(日)迄。   ・今年度の各講座のお知らせ   カトリック要理講座 (受洗者のみ) 毎週水曜日 10時・19時  21日(水)~キリスト教入門講座  (未洗者)    毎週木曜日 10時・19時  15日(木)~   ※毎週木曜日、祝日は、司祭館ならびに事務室はお休みです。 事務手続き等、お急ぎの場合は、F...
03/29
聖週間
受難の主日からのこの聖なる一週間、どのような祈りの日々にするか決意したところです。 枝の主日には、一昨年までは聖堂の前に信徒が大勢集まり、共に聖書を朗読し、枝を掲げて祝福を受けて行進して入場していました。 今年は静かに、前もって祝福していただいていた枝をいただきました。     女性の会、ヨゼフ会の皆さんがこうして毎年準備をされているのをご存知でしたか? 木から枝を落として一本ずつ洗い、トゲを落とします。拭きあげてから皆さんが持ちやすいサイズにし、持ち手の部分の葉を落とします。茶色に変色している葉先は一枚ずつハサミでカット。こうして手間暇かけて準備され、枝の主日の朝には当然のように聖堂入り口に置いてあるのです。 持ち帰った枝は、来年の灰の水曜日前まで大切になさってください。   第一朗読のイザヤ書はわたしが好きな箇所でした。 4つある「僕の歌」のうち、3つ目の「主に応える僕」です。 主なる神は、教えを受ける者の舌をわたしに与えてくださった。疲れた者を言葉によって支えることを知るために。主は朝ごとに呼び覚まし、わたしの耳を呼び覚まし、教えを受ける者のように聞くようにし...
03/22
四旬節
わたしたちはそれぞれに『神様との歩みの歴史』を持っています。 わたしはいにしえの日々を思い起こしあなたのなさったことをひとつひとつ思い返し御手の業を思いめぐらします。あなたに向かって両手を広げ渇いた大地のようなわたしの魂をあなたに向けます。(詩編143・5~6) フランシスコ会訳はまたニュアンスが違います。 わたしは過ぎし日をしのび、あなたの行われたことをすべて思い巡らし、あなたの手の業に思いを潜めます。わたしはあなたに手を差し伸べ、わたしの魂は乾ききった地のようにあなたを慕います。 5節を直訳するとわたしはわたしの前にある日々を思い出し、あなたのすべてのみ業を思うとなるそうです。 21(日)四旬節第5の主日の第一朗読はエレミヤ31・31~34でした。 見よ、わたしがイスラエルの家、ユダの家と新しい契約を結ぶ日が来る、と主は言われる。この契約は、かつてわたしが彼らの先祖の手を取ってエジプトの地から導き出したときに結んだものではない。わたしが彼らの主人であったにもかかわらず、彼らはこの契約を破った、と主は言われる。 神を「主」とあおいでいたイスラエルの民は、主との契約を反故にして周囲の大国と同じように...
教皇フランシスコが2019年11月の日本以来の海外訪問としてイラクを訪れたことは、メディアでも大きく取り上げられました。わたしが読んだ新聞の記事は「ISの元支配地で紛争犠牲者に祈りをささげ宗教融和を演出」「カディミ政権の教皇受け入れは単なるプロパガンダ」などと、あまり好意的なものではありませんでした。メディアリテラシーを発動すべき時ですね。 教皇様がどのような思いで、何のためにイラクを訪問されたのか、わたしたちはきちんと正しく理解しておく必要があると思います。 これまでローマ教皇がイラクを訪れたことはなく、今回の訪問が初となりました。教皇の訪問の目的は、「イラクのキリスト教徒らを励まし、同国の復興と平和を祈り、諸宗教間の対話を育むことにある」とバチカンニュースは報じています。     2日目に、聖書にも記載のある古代都市、ウルを訪問されました。 ウルは、かつてメソポタミア南部に位置した古代都市。旧約聖書の「創世記」には「カルデアのウル」と記され、父祖アブラハムの生誕の地とされています。 教皇様は、「アブラハムが生まれ、神の声に従い旅立ったこの場所から、共にアブラハムを父祖として尊ぶ...