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偉大な芸術作品に聖書を題材にしたものが多いことは、以前も記事にしました。現代においても、絵画、音楽、映画、小説の中に聖書の物語が意外とちりばめられています。 その聖書の箇所を知っているのと知らないのとでは楽しみ方も違ってきます。   昨年、19世紀フランス象徴主義の画家ギュスターヴ・モローの展覧会が福岡市美術館で開催されました。 一番のお目当ては、洗礼者聖ヨハネとサロメにかかる作品群でした。それだけでもおよそ30作品が展示されていました。     展覧会の出口には、こうして撮影可能な巨大な作品の写真がありました。この作品も、ヨハネとサロメのストーリーを知らなければ鑑賞を満喫できません。 そんな中でもわたしが一番衝撃を受けた作品は、象徴主義性の集大成的な傑作『人類の生』です。   (この写真は2種類ある作品うちの一つで、今回展示されていたものとは違います。) 写真引用 http://www.salvastyle.com/menu_symbolism/moreau_hummanite.html 1870年代末には構想が練られていたことが判明している作品で、聖書中の主題や神話の逸話から9つの場面を選定し人類の3つの時期を表した祭壇画形式の大...