初めての方へ

久留米市の中心地に位置するカトリック久留米教会は、地域の皆さまにはもちろん、筑後地域の皆々さま方に開かれ、奉仕する教会として歴史を重ねています。
『世の光、地の塩』としての使命(ミッション)を常に証しするよう務めています。

敷居が高く感じられる方がいらっしゃるかもしれませんが、決してそうではありません。
そうぞ、いつでもお気軽にお訪ねください。

『求めなさい。そうすれば、与えられるであろう。
 捜しなさい。そうすれば、見つけるであろう。
 たたきなさい。そうすれば、開かれるであろう。』
マタイ7・7

2021年12月 主任司祭 宮﨑 保司

 

教会とは

教会は、わたしたちが神に祈り、教えを聞く場所です。
正面に、教会の中心となる「祭壇」があり、式を司る司祭はこの祭壇で皆の祈りを神に捧げます。 
祭壇には十字架が飾られ、信者はそれに向かって敬意を表します。
イエスが皆のために命をささげられたことを思い出すためです。
教会はご受難(十字架での死)とご復活を思い起こす場でもあります。


洗礼を受けるということ

「洗礼」は信者になるための儀式です。
洗礼を受けて、カトリック信者になります。
洗礼の前に一定の期間、教会の教えや聖書について学び、祈り、心の準備をする必要があります。

 

ミサについて

カトリック教会で一番大事な祈りの場がミサです。日曜日だけでなく、結婚式や葬儀などでも行います。        

ミサは、キリストの最後の晩餐に起因します。
十字架の死を覚悟していたイエスは、食事の途中、パンとぶどう酒の杯をとり、弟子に与えてこう言われました。
「これは、あなたがたのために渡される、わたしの体である。これは、わたしの血である。わたしの記念としてこれを行いなさい。」(ルカ22・19~20) 

このとおりに最後の晩餐の式を繰り返してきました。
そうすることによってキリストの十字架の死と復活を記念し、わたしたちの救いのためにいのちをささげられたキリストに心を合わせるのです。

ミサの時わたしたちは、神からのすべての恵みのために感謝を捧げます。
それでミサは「感謝の祭儀」とも呼ばれます。
洗礼を受けていなくても、ミサに与って司祭(神父)から祝福を受けることができます。

 

カトリック教会について

キリスト教にはカトリックとプロテスタントの教会がありますが、カトリック教会はバチカンのローマ教皇が指導者で、教えも指導も世界中でひとつです。
プロテスタントは16世紀の宗教改革の時にカトリックから分かれ、現在世界中で2万ほど、日本にも数百の宗派があるとされています。
毎年1月の「キリスト教一致祈祷週間」の期間には、世界中に広がるキリスト教諸教会と心を合わせ、キリスト者の一致を祈ります。


教会でできること

カトリックの洗礼を受けていて、久留米教会に籍を置いている信徒であれば、結婚式や葬儀を教会で執り行うことが出来ます。

結婚式を希望する場合は、2人で決められた日数の講義を受ける必要があります。                   
必ず、式・葬儀の日程を決める前に主任司祭にご相談ください。